アール・ヌーヴォー,ミュシャ,ガレ,ラリック,ドーム兄弟アール・ヌーヴォー:19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパを中心に展開した運動アール・ヌーヴォーアール・ヌーヴォー ■アール・ヌーヴォー 19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパを中心に展開した運動、装飾や工芸の価値を芸術の域まで高めようとし、西洋芸術の伝統的なヒエラルキーを問い直した。様式的には自然をモチーフとした曲線的で有機的な形態を特徴とする。
  アルフォンス・ミュシャ(1860〜1939)
エミール・ガレ(1846?〜1904、ガラス工芸家・陶芸)
ルネ・ラリック(1860〜1945、ガラス工芸家・宝飾デザイナー)
ドーム兄弟(Daum Freres)
├オーギュスト・ドーム(1853〜1909、ガラス工芸家)
└アントナン・ドーム(1864〜1930、ガラス工芸)
ウィリアム・モリス(イギリス)
オーブリー・ビアズリー(イギリス、画家)
アントニ・ガウディ(スペイン、建築家)
ルイス・カムフォート・ティファニー(アメリカ、宝飾デザイナー・ガラス工芸家)

アール・ヌーヴォーは、19世紀末のヨーロッパで花開いた、新しい装飾美術の傾向、有機的な自由曲線の組み合わせや、鉄やガラスといった素材が特徴的、当時流行のジャポニズムなど、日本美術の影響を受けているとも言われ、浮世絵のような平面的・装飾的な構成が取り入れられている。

ルネ・ラリック、ティファニーはアール・デコの時代にも活躍。